cicafu metal works

メニュー

cicafu透明人間チカフ日日

wakuraba ー ワクラバ ー

2012.12.01

12月に入りました。
残すところあと一ヶ月。
今年最後の展示会のお知らせです。
wakuraba
タイトルは『wakuraba(ワクラバ)』
ワクラバとは、日本の古語で
偶然の出会いという意味です。
今回の展示では様々な素材との
出会いがありました。
通常の金属だけにとどまらず、
革はもちろん、木(黒檀)や
織りの作家さんたちに提供していただいた糸など
それらを出来る限り
素材の元のままの姿を生かして
制作することに面白さを感じました。
例えば
革は一匹分をカットする時に
しわになった部分もあえて使うことで
くしゃっとしたところのいびつな形に
面白さを感じ、
木はひびの入ったところを避けて
木目にそって削っていけば
自然に出来たまか不思議な形に面白さを、
様々な素材で染められた
太さも固さも違った繊細な糸は
“くてうち“の手法を使って編んでいくと
束ねられた糸の
また違った表情に面白さを感じる。
意図していない偶然のかたちの発見に
日々ワクワクし、夢中になりました。
そしてこのあとは
この作品たちを持つ方々に
どんどんと使い込んでいっていただくことで変化する
かたちや色の偶然の出会いの面白さを
感じていただきたいなと願っております。
会場は
2010年の展示会『笹吹 SASABUKI』が開催された
那覇市牧志の think of さんです。
会期中は在廊しております。
皆様との出会いを心よりお待ちしております。
wakuraba 喜舎場 智子 展
【日時】
2012年12月8日(土)~12月16日(日)
14:00~20:00
【場所】
〒900-0013
那覇市牧志2-23-6 1F
think of
【お問い合わせ】
tel.098-860-8372
www.think-of.jp

D&D accessories 沖縄展に出品します

2012.11.26

雨、ですねー。
今日は日本全国みんな雨。
雨は好きです。
空が薄墨を流したようにボヤーと薄暗いとことか、
シーンとした中でしとしとぴちゃぴちゃと
雨音が聞こえるとことか…
なんとなく仕事もはかどるような。
まぁちょっとしんみりしちゃうんですけどね…
さぁ、そんな11月も終わりに近づいた
今週11月29日(木)から12月25日(火)まで
D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARDにて
行われるaccessories 沖縄展に出品、
12月2日にはワークショップも行います。
accessories 沖縄展とは、
2012年の夏、日本各地のアクセサリー作家を一堂に集めた展示会
「47accessories – 47都道府県のアクセサリー展 -」から
沖縄店が選んだ作品を展示・販売する企画展です。
今回は沖縄で活動するつくり手として
新たに参加させていただくことになりました。
定番の房指輪のモチーフの作品や、
くてうちの手法をもとに編み上げた紐を使った
銀銅細工のネックレスなどを出品します。
詳細はコチラよりどうぞ
accessories 沖縄展
【日時】
2012年11月29日(木)~12月25日(火)
11:30 – 19:30 ※水曜日定休
【場所】
D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
【入場料】
無料
(ワークショップは有料・5,000円 / 8,400円)
- ワークショップ -
銀のリング・ペンダント 喜舎場智子
日時 :12月2日(日) 14:00 – 16:30
場所 :D&DEPARTMENT OKIINAWA by OKINAWA STANDARD
参加費:5,000円 定員:4名
金属工芸の技法で工具を使い、
銀の板を切り刻印やタガネで模様を打ち出して、
リング、またはペンダントのいずれかをつくります。
※音が出る作業となります。


※ワークショップのお問い合わせ、
今回の作品の詳細はD&D沖縄店さんのブログからどうぞ
『銀銅細工 喜舎場智子さんの工房へ。』

ブログでは恥ずかしながら男前と言われる工房の様子が!
この季節、大切な方のプレゼントになどいかがでしょうか。
皆様のお越しをお待ちしてます。

髪ゴムができました

2012.11.25

11月も後半、とっても寒くなってきました。
沖縄も昼はいいけど夜のバイクはつらいつらい…
しかも今日は特別冷え込んでますね。
真っ赤な毛糸帽を被って冬の装いをしてる今日この頃です。
寒いついでに私もやってみようかなーと思う話をひとつ。
内地にいる友達は住んでいるところが山奥で
毎晩寝る時は湯たんぽを愛用しているとのことです。
湯たんぽはアメ茶の陶器製で表面がなみなみと波打っており
かれこれ10年近くも使っているものだそう。
陶器製の湯たんぽは、
お湯を入れると一日中温かさが長持ちするそうで
入れたばかりは布団の中を蒸気で湿らすほどに熱ーく、
そして徐々にじんわりとした温かさで乾燥もなく、
目が覚めるまでずーと優しく温めてくれるんだそうです。
おまけにお湯を湯たんぽに注ぐ時に“ろうと”を使うのですが
やかんの熱湯がみるみる勢いよく一カ所に渦を巻いて流れ込んでゆくのを
見ていると何ともいえない幸せな気分になるそうです。
こんなんだったら冬の夜の厳しい寒さも、温まるまでの布団の冷たさも、
楽しみのひとつになるのかなあと思いました。
こんな風に自分なりの楽しみがひとつひとつ増えていけば最高ですね。
と、なんだかんだと書きましたが今日は新アイテムのご紹介。
髪ゴム
髪ゴム2種(ゴムの色が黒と茶になります)  各¥3,990
かねてより好評だった髪ゴムの新バージョンです。
真鍮の質感と色、シンプルな形の飾りは一つ結びや、おだんごにした時の
アクセントになります。
髪を縛った様子
輪っかに通してある小さなリングは、
身体を動かした時に飾りとぶつかって
鈴のようではないですが “リーン” となったりします。
なぜならそれは金管楽器の主材料は真鍮ですが、
それと同じで音が良く響くのです。
それは何気ないことですが、とても素敵な効果となって
髪を束ねることがとても楽しくなりますよ。
毎日を彩る髪のアクセサリー、
いかがですか。

鳥のブローチとヘビネックレス

2012.11.07

オバマさんの再選を横目で見つつ、
今日は『Sunday Market』にも出品した
Cuchibashiのブローチとネックレスのご紹介。
鳥ブローチ
この拡げた羽が素敵な『鳥のブローチ』のモデルは、
随分昔に古着屋さんで購入した鞄についていた
色褪せたようなミント色をしたプラスチック製のキーホルダーでした。
私はお店で一目惚れをして、キーホルダー欲しさに鞄を即購入。
大事にしまっておいたのを今回ワックスで形作り、
ブローチにしてみました。
素材は真鍮とシルバー、2種類あります。
※写真は真鍮です。
鳥ブローチ裏
裏はこんな感じにとめることができます。

シンプルな鞄などにつけるととてもインパクトがありかっこいいですよ。
もう一つは、
エデンの園にいたアダムとイブが、
蛇にそそのかされ禁断の実を食べてしまったことを
モチーフに作った『蛇と林檎のネックレス』
蛇と林檎のネックレス
中世の美術の素朴な雰囲気をイメージしており、
調節式の留め金には林檎のチャームがついています。
(蛇も林檎も表と裏でイメージが違って楽しいですよ)

近くで見ないと蛇かどうかわからない
カタチの面白さがポイントです。
コチラも素材が真鍮、シルバーと2種類あります。
ci.cafuのお店に置いてますので是非見に来てください。

Cuchibashi ークチバシー がスタートします

2012.10.29

暑い沖縄にもどんどんと秋の気配が深まる中、
ci.cafuのblogがこちらに引っ越しして新しくなりました。
今までのblogはここからどうぞ→https://ci-cafu.blogspot.jp/
そしてnewsとして
10月28日日曜日に南国の夜で行われた
多彩な職人達の展示販売マーケット『Sunday Market』、
ここでとうとう新しいラインとなります
Cuchibashiークチバシーが初お目見え致しました。

くちばしには
食事の他にも毛づくろいをしたり、物をつまんだり、
獲物を捕ったり、愛を伝える、ひなに餌を与える…等々
日常を潤す大切で数多くの用途があります。
新ラインの“Cuchibashi”では
そんな“くちばし”のように様々な顔をもち、
でもひとつひとつがとても個性をもった
素朴でユニーク、そして自由な作品を制作して
いきたいなと思っております。
Sunday Marketでは鳥のブローチやヘビのネックレス、
トラウマ、マスカラスピンバッチなど
不思議な作品たちが並びました。

blogではこれから新作を続々とアップしていきますので
これからどうぞよろしくお願いします。